【内なる自己に目覚める】
【内なる自己に目覚める】
本当の自分とは何者なのか?
内なる自己、
真我(ハイヤーセルフ)に目覚めることが肝要です。
これについて、
重要な示唆を与えてくれる寓話が
『小鳥の歌』
(著者 アントニー・デ・メロ 訳者 谷口正子 女子パウロ会)
の中に、載っています。
「弟子たちの心は神についての質問でいっぱいでした。
〈師〉は言いました。
『神は〈知られていないお方〉、
また〈知ることのできないお方〉だ。
〈彼〉について述べられたすべての言葉、
おまえたちの質問へのどんな答えも、
〈真実〉をゆがめたものに過ぎないのだよ。』
弟子たちは途方に暮れました。
『ではいったい、
なぜあなたは〈彼〉について話しておいでなのですか?』
『なぜ小鳥は歌うのかね?』
と〈師〉は言いました。
小鳥は述べたいことがあるから歌うのではありません。
歌があるから歌うのです。
〈学者〉の言葉なら理解できます。
〈師〉の言葉は、
理解するものではありません。
それらは、
木立を吹く風、
せせらぎの音、
小鳥の歌に耳を傾ける人のように聴くものです。
〈師〉の言葉は、
すべての知識を超えた、
心の内側にある何かを目覚めさせるものなのです。」(14頁〜15頁)
先哲の叡智は、
私たちを大いにインスパイアします。
頭で理解するのではなくて、
知的直観として、
直知することが大事です。
つまり、
天啓として直覚するということです。
『直指人心見性成仏』
(推薦図書)
『小鳥の歌』
(著者 アントニー・デ・メロ 訳者 谷口正子 女子パウロ会)
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