【ゆっくり歩む者が遠く行く】

【ゆっくり歩む者が遠く行く】

焦らず 慌てず 無理をせず

ゆっくり ゆっくり歩みましょう。

ゆっくり歩む者が遠くまで行きます。

現代人は時間に追われて、せかせかしています。

せっかちな人が多い。

気ぜわしいと交感神経が優位になって

自律神経のバランスが崩れてしまいます。

何事も焦らずにじっくりと取り組みたいものです。

これに関して、

「ゆっくり生きれば、遠くまでいける 副交感神経で『最高の人生』を手に入れる」(著者 小林弘幸 大和書房)

の中に、こう書いてあります。

「もし誰かに

『究極の健康法を教えてください』

と言われたら、

『ゆっくり生きること』

と私は即座に答えます。

『ゆっくり生きる』

という言葉には

『健康のすべて』

が集約されていると考えられるからです。

ところが、

現代社会を生きる私たちはとにかく忙しい。

時間的、物理的に忙しいだけでなく、

『あれが心配だ』

『こんな悩みがある』

『気がかりなことがなくならない』など、

精神的にも落ち着くことがありません。

あなたの日常も同じではないでしょうか。

仕事が忙しい。

体調に不安がある。

悩みを抱え、いつも心が落ち着かない。

時間に追われ、ゆったりと過ごすことができない。

人生の壁にぶつかり、落ち込んでいる。

現代社会を生きる誰もが

『ちょっとした不安、忙しさ、疲れ、悩み』

などを抱えながら日々暮らしています。

きっとあなたも

『毎日が忙しいのは当たり前』

『不安やストレスがなくならないのは仕方がない』

とあきらめムードで考えているのではないでしょうか。

ですが、

この『物理的にも、精神的にも落ち着かない日常』は、

じつは健康を害する大きな要因となっています。

『ゆっくり生きる』

とは真逆にある

『不安で、忙しない日常』は、

あなたの体を確実に蝕んでいるのです。

(中略)

私たちの体の調子を支配しているのは自律神経。

心臓や胃腸を動かしたり、

血液をつくり、

血管の収縮を管理するなど

『自分では意識して動かせない部分』

のすべてを担っているのが自律神経です。

この自律神経が乱れると、

体の調子が悪くなり、

果ては病気になってしまう。

残念ながら、

多くの人が送っている

『忙しく、落ち着かない日常』

は、自律神経がもっとも乱れやすいライフスタイル。

心臓や胃腸の働きが悪くなり、

血液の質が下がり、

血流も悪くなります。

その結果、

心臓や脳の疾患、血管系の病気、

胃腸のトラブルなどを起こしやすくなってしまうのです。

(中略)

一方で、

人は安心しているとき、

適度に血管が拡張し、

スムーズに血液が流れる状態になっています。

まさに、

ゆっくり生きれば、

それだけ健康に近づくということです。

医学的に表現するなら、

自律神経が整い、

血流が良くなるというわけです。

血流が良いということは、

病気になりにくいだけでなく、

脳にも十分な血液が届くので集中力が増し、

判断の質も向上します。

冷静かつ平常心でいられるので、

感情的になりにくく、

対人関係の問題も起こりにくい。

まさに良いことずくめです。

病気にならないのはもちろん、

対人関係を良くするためにも、

仕事や家事でのパフォーマンスを向上させるためにも、

『本当の健康状態』

をつくることはとても大切。

そのポイントが

『ゆっくり生きること』

なのです。」(3頁〜10頁)

小林博士が述べている通り、

自律神経が、

すべての鍵を握っています。

ゆっくり生きれば、

自律神経が整います。

自律神経が整えば、

病気になりません。

それだけでなく、

仕事のパフォーマンスも上がります。

対人関係も良くなります。

「ばたばた動きまわっていると、かえって期待はずれの結果に終わります。
あなたの願望を実現するために、『すべて』である知性を、宇宙の活動に同調させてください』(ディーパック・チョプラ)

焦らず、慌てず、無理をせず、

ゆっくり生きましょう。

私は、のろまな亀が好きだ。

愚直に地道にコツコツと努力を積み重ねる人になりたい。

“Who goes slowly goes far.”
(ゆっくり歩む者が遠くまで行く)

『大器は晩成す』

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