【宇宙は完璧に設計されている】
【宇宙は完璧に設計されている】
宇宙は物理法則に支配されていますが、
その法則は、パラメータと呼ばれる数値によって表されます。
そのパラメータは、
どれも完璧に調整されています。
人智の及ぶところではない偉大なる知性が設計したとしか思えないほどに完璧です。
宇宙は、
『大いなる何か』によって設計されたシミュレーションの可能性も否めない。
世界的な宇宙論学者である、
高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授の松原隆彦理学博士は、著書
『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』(誠文堂新光社)
の中でこう述べています。
「 人間の住んでいる世界が見かけ上のものだとすると、
その実体はなんなのだろうか。
人間が世界を把握するのは、
脳の中の情報処理の結果である。
膨大な情報処理の過程で、
時間や空間を持つ宇宙という見かけ上の姿が出てくるとすると、
世界の本質は情報だということになる。
(中略)
その情報はどう処理されているのだろうか。
ここで、
この宇宙が私たちよりも高度な知性によってシミュレーションされているのではないか、
という恐ろしい可能性に突き当たる。
私たちがコンピュータで現実世界をシミュレーションするとき、
コンピュータ上に3次元空間を擬似的に作り出す。
だが、
その3次元空間は実際に存在するものではなく、
その実体はコンピュータのチップ上に繰り広げられる情報処理によって現れる、見せかけの存在だ。
(中略)
筆者もこの宇宙がシミュレーション宇宙だと本気で信じているわけではないが、
そういう可能性が否定できないことも事実である。
超知性のようなものを持ち出してくると神がかってくるが、
見かけ上の世界は何か別のものから現れ出てきた仮想現実の可能性があるという意味では示唆的であろう。」(202頁〜204頁)
我々は仮想世界を生きている。
私たちは、
Creatorのアバターである。
私たちは、
VRゲームの世界の住人である。
生物の進化、
人類の進歩、
精神文化の進展、
物質文明の発展を見れば、
明らかにCreatorの意思は、
『進化と創造』にある。
よって、
私たちの使命は、
『宇宙の進化と創造に喜んで参加すること』
である。
(推薦図書)
『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』
(著者 松原隆彦 誠文堂新光社)
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