【コロコロ変わる心】

  • 【コロコロ変わる心】

  • 心の語源には諸説ありますが、

  • コロコロ変わるからココロとも言われています。

  • 人の心は、

  • ちょっとしたことで変わるものです。

  • これに関して、

  • 『仏教とっておきの話366
  • ――夏の巻――』
  • (著者 ひろさちや 新潮社)

  • の中に、こう書いてあります。

  • 「仏教においては、ある意味での、
  • ―――『変身』の理論―――
  • を展開している。

  • というのは、
  • 仏教は、わたしたちの心の中に仏の心もあれば人間の心、
  • 愚かな畜生の心、
  • 貪りの餓鬼の心、
  • 怒りの地獄の心など、
  • さまざまな心があるとする。

  • そしてそれが、
  • 縁によってひょいと出てくるのである。

  • そのことは、
  • 列車の中で隣に座った人が図々しい感じの人間であれば、
  • こちらもついつい意地悪になってしまうことでよくわかる。

  • 逆に隣の人がやさしい美人であれば、
  • こちらの心もやさしくなる。

  • 心はすべて『縁』によって、
  • やさしくもなれば意地悪にもなる。

  • 変わりやすいものである。

  • したがって、
  • わたしたちは、自分の心をやさしくするためには、
  • いい縁をつくらないといけない。

  • そして、
  • 同時に、わたしの隣に座った人も、
  • こちらとの縁によって図々しくなり、
  • またやさしくなっているのだということを知っておくべきである。

  • 縁というものは、
  • いつでも相互的なものであるのだから。」(13頁)

  • できれば、

  • 幸運の女神とお付き合いしたいものですね。

  • 逆に、
  • 自分が七福神になればいいという考え方もあります。

  • いずれにしても、

  • 『魚心あれば水心』

  • です。

  • Love is the loadstone of love.
  • (愛は愛の磁石である)

  • (推薦図書)
  • 『仏教とっておきの話366
  • ――夏の巻――』
  • (著者 ひろさちや 新潮社)
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