【ならぬ堪忍、するが堪忍】

【ならぬ堪忍、するが堪忍】

『成らぬ堪忍(かんにん)するが堪忍』

という成句があります。

意味は

「たやすい堪忍なら造作ないが、どうにもがまんできないというつらさ、苦しさをじっと堪(た)え忍ぶことこそ真の堪忍であるということ」

です。

我慢できないことを我慢するのが、

本当の忍耐というものです。

『忍辱の袈裟』という言葉があります。

忍辱の心があらゆる害悪から身を守ることを、

袈裟にたとえていう語です。

忍辱とは、

「六波羅蜜(菩薩が修行する6種の項目)の一つで、

もろもろの侮辱・恥辱・屈辱を忍受して恨まないこと」

です。

忍辱の心は一切の害悪を防ぎます。

忍辱行を共に実践しましょう。

『忍の一字は衆妙の門』

(参考図書)
『新編 読み・書き・話すための故事ことわざ辞典 』
(編集人 中山俊介 発行所 学習研究社)
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