【怖れないということ】

【怖れないということ】

人生は、

『何事も怖れないということ』

が肝心です。

『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)

の中に、こう書いてあります。

「 恐怖観念、

詳しくいえば、

病はもちろん、

人事世事一切の出来事に対して、

物を恐れるという気持ちくらい、

価値のない結果を人生にもたらすものはない。

ところが、

今までのあなた方は、

ちょっとでも体が悪いと、

すぐ戦き、

怖れている。

わずかな運命に見舞われても、

それが、とてもどえらい運命になってしまうように怖れてしまう。

いいえ、

毎日の人生一切の出来事に対して、

この恐怖観念で応接しているという場合が多い。

このくらい、

人生というものを哀れな状態にするものはない。

なぜかというと、

恐怖すればするほど、

価値のない結果が人生にくるからである。

なぜ物事を恐怖すると、

人生に良くない結果がくるかというと、

ある因果律の法則というものをハッキリと理解している人は、

正に、

確かにそうだと肯かずにはいられないと思う。

因果律の法則で、

どうしても、

そうなるように宇宙真理が出来ているのである。

ベーコンという哲学者がいった言葉に、

『人の大いに怖るるところのものは必ず、

遂に襲い来るべし』

というのがある。

これは正に、

このコンペンセーション(報償)の法則を、

必然的なものであるという信念で、

人生を考えている偉大な哲学者の言葉である。」(266頁〜267頁)

恐怖は断然戒めなければなりません。

恐怖観念が出たら、積極的言葉で吹き消してしまいましょう!

そして、

“Next and move on.” (次に移ろう) 

とつぶやき、

為すべき作業に取りかかりましょう。

中村天風師は、

心配や悲観についても止めるべきだとして、

同書籍で次のように述べています。 

「 心配や悲観をする癖がつくと、

悪い習慣だけど何を考えるときでも、

やたらと取越苦労をする。

取越苦労をすると、物事をやたらと消極的におおぎょうに考える。

あれがああなってこうなって、

こうなってああなって、

ああペシャンコだ、というふうにね。

人間は、

この良くない癖と、

伝統的に、

慣習的に付き合っているといっても過言ではない。

重大に考えなければならないことは、

心配したり悲観したりする習慣を、

習慣とも気づかず、

悪い癖とも反省しないで、

人間共通の通用性というように、

間違えてますますやっていると、

人生の光明をどんどん闇にする哀れな気分だけが、

人生を支配するようになってしまう。

ただ、それだけでも下らない惨めな人生なのに、

そういう心配や悲観をしていると、

その心配や悲観したことが、

なんと現実の事実となって、

人生を惨めな状態にしてしまうのである。

なぜかというと、

悲観したり心配したりすると、

その心配や悲観が、

人生に苦い形で現実の姿を現してくるように、

宇宙真理が出来ているからである。

これは絶対の真理である。

これは自然の法則なのである。

だからかりそめにも、

生まれ甲斐があり、

生き甲斐のある人生を活きようと欲するならば、

何よりも一番戒めなければならない大切なことは、

心配や悲観、

これは断然、

禁物だと思わねばならないのだ。」(283頁〜284頁)

宇宙には 

『波動の法則』 

が働いています。

心配や悲観はマイナスの波動です。

悲観したり心配したりすると、

ネガティブな出来事を引き寄せます。

気をつけましょう。

『苦を怖れる者は、

怖れによって既に苦しんでいる』(モンテーニュ)

怖れは、

エゴから来るものです。

愛は、

真我から来ます。

愛とは、

怖れを手放すこと、

すなわち、

愛とは、

エゴを手放すことです。

『私が過去に不安をいだいたり未来を怖れたりしないのは、

今、この一瞬に意識を集中しているからである。

今に意識を集中しているとき、

わたし、

そしてあらゆる状況が、

適切な反応を示してくれる』(ヴェーダの賢者)

『怖れるものは何もない』

『お互い何も思わんのが一番よろしいのであります』(山田無文)

無念無想

無欲

無心

無我夢中

を旨とする。

(推薦図書)
『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
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(参考図書)
『愛とは、怖れを手ばなすこと』
(著者 ジェラルド・G・ジャンポルスキー 訳者 本田健 サンマーク文庫)


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