【幸せを知る1%の人々とは?】
【幸せを知る1%の人々とは?】
作家で講演家の小林正観さん(1948-2011)は、
常に幸せを感じることができる1%の人々が存在すると述べています。
『ありがとうの神様』
(著者 小林正観 ダイヤモンド社)
の中に、こう書いてあります。
「100%の人が、学校教育や社会の中で、
『闘うこと、抜きんでること、人と争うこと、比べること』
を教わります。
そして、99%の人が、
『闘うこと、抜きんでること、人と争うこと、比べること』
を体現しながら、生きています。
しかし、
99%の人が歩んでいる路線とは『違う価値観』で生きている人が、
1%ほどいます。
その1%の人たちは、
大病をした、
大事故に遭った、
災難・トラブルに巻き込まれた、
寝たきりの親の介護を何年も続けた⋯⋯など、
普通の人が、
一般的に『苦労』『大変なこと』といわれる出来事に身を置いたことのある人たちです。
この人たちは、
『普通に生活できることが、どれほど幸せか』
を知っています。
普通に歩けること、
普通に食べられること、
普通に話ができること⋯⋯、
すべてに感謝をして、
『ありがとうございます』
と手を合わせることができるのです。
1%の人たちは、
何かを手に入れなくても、
幸せを感じることができます。
99%の人たちと同じように、
『持っていないものを挙げ連ねて、それを手に入れることで幸せになれる』
と教えられたにもかかわらず、
『つらい経験』としたことで、
『今のままで幸せである』
『自分も相手も、今のままで100点
である』
ことに気づいたのです。
『ほしいものを50個書いてみてください』
と言うと、
『別荘がほしい、結婚相手がほしい、クルマがほしい、子どもがほしい⋯⋯』
など、50個書ける人がいます。
『では、同じ数だけ、すでに手に入れているものを書いてください』
と言うと、50個書くことはできません。
足りないもの、
持っていないもの、
手に入れたいものだけを見つめているからです。
『成績を上げるために、もっと勉強をしなければいけない』
『今以上の成果を出すために、もっと働かなければいけない』
と教えられてきた結果、
99%の人は、上昇志向や向上心に常に追い立てられ、
安らぎを感じることができません。
常に枯渇感にさいなまれています。
『夢が叶っていないのは、自分の頑張りが足りないからだ』
と考え、
いつも『足りないもの』を探しています。
しかし、
1%の人たちは、
自分がすでに、
どれだけたくさんのものを手に入れているか、
どんなに自分が恵まれているかを知っています。
だから、
『手に入れているものを書いてください』
と言うと、
いくつでも書くことができるのです。
(中略)
私たちが受けてきた学校教育では、
夢や希望を持ち、
『幸せとは、努力や頑張りの先で手に入れるものだ』
と教えられてきました。
けれど、
『自分にはあれが足りない、これがほしい。まだまだ、もっともっと』
と言い続けるかぎり、
いつまでも満たされることはありません。
1%の人は、
『今の瞬間』から幸せを感じることができます。
すでに、満たされている。
(中略)
幸せは、
頑張った結果として手に入るものではありません。
『必要なものは、すでに、すべていただいている』
ことに気がつき、
そのことに『ありがとう』と感謝できれば、
神様が味方をし、
夢も希望も持たなくても、
幸せを感じることができるのです。」(20頁〜23頁)
常に幸せを感じることができる1%の人々とは、
今、恵まれていることに気づいて、
感謝をしている人々です。
幸せというのは、
求めて得られるものではなくて、
感じた人にのみ発生するものです。
目が見えること、
耳が聞こえること、
歩けること、
ものが持てること、
食事ができること、
匂いがわかること、
味がわかること、
当たり前だと思っていることに感謝することができれば、
幸せに満ちていることに気づく。
『あなたが幸せを探し求めることをやめて、
幸せをすでに手にしていることを知ることが、
永続的な幸せへの鍵です。
もしあなたが幸せを探し求めるならば、
一生見つけることはないでしょう。
あなたが、
幸せはその角を曲がったらあると考えているならば、
あなたは角を曲がりつづけるだけで、
ついぞ幸せを手にすることはないでしょう。
幸せへの本当の鍵は、
ポジティブさやネガティブさを超えた知性の場で暮らし、
遊ぶことなのです。
その場はあなたの源で、
魔法のようでいて、
神聖で、
喜びに満ちていて、
自由です。』
(ディーパック・チョプラ)
(推薦図書)
『ありがとうの神様』
(著者 小林正観 ダイヤモンド社)
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(著者 小林正観 中経の文庫)
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